きのこには、「腐生性きのこ(腐朽菌)」と「菌根性きのこ(菌根菌)」という種類があります。
「腐朽菌」は、植物や動物等の有機物を分解して栄養素として吸収し、成長する菌類です。
「菌根菌」は、生きた動植物や他の菌類に寄生することで、宿主から養分を吸収する菌類です。
きくらげは、腐朽菌の仲間なので、おがくずなどを栄養分にすることができます。
きのこの栽培は、大きく分けて「原木栽培」と「菌床栽培」があります。
「菌床栽培」は、ボトルや袋におがくずなどを入れて、それらを栄養分としてきのこを育てる栽培方法です。
きくらげは腐朽菌の仲間で、おがくずを栄養分にして分解・吸収することができるため、菌床栽培ができます。
私たちは、ブロック状の菌床を使用して栽培をしています。