きくらげの栽培環境


 

 

唐津ウェルネスファームは、佐賀県唐津市浜玉町浜崎にあり、

「就労継続支援A型・B型すばる」のみなさんと連携し、きのこを栽培しています。

 

きくらげの栽培の様子をご紹介いたします。

 

1.きくらげハウス ー 通年栽培

 きくらげは夏のきのこで、5月頃から10月頃に栽培がしやすいと言われています。

 私たちのきくらげハウスは、温湿度調整をしているので、通年栽培ができます。

 夏場の気温上昇や冬場の冷え込みの強い時期は環境づくりが難しく、安定栽培ができるよう、試行錯誤を続けています。

  

 

 

2.菌床の設置 ー きのこの栄養の素

 きくらげの栄養の素となる菌床には、九州産広葉樹のチップを使用しています。

 ブロック状に固めた菌床にキクラゲの種菌を植え付け、全体に菌が広がるように培養します。

 培養が十分に進んだら、袋に切り込みを入れ、きのこの発生を開始させます。

 

 

3.栽培管理 ー 手間ひまをかけて栽培

 栽培の環境づくりで大事なポイントは、温度・湿度・二酸化炭素濃度の3点です。

 適した湿度を保つために、定期的に噴霧器を使って霧を充満させます。

 また、二酸化炭素濃度が高くならないように、定期的にハウス内の空気を排出して、新鮮な外気を取り入れています。

 

 生育の様子を日々観察しています。

 採れ頃のきくらげを収穫し、必要に応じて間引きをしています。

 きのこが密集すると形が悪くなったり、放っておくと、大きくなりすぎたりします。

 丁度よい大きさの、ぷりぷりきくらげが収穫できるように、まごころこめて育てています。

 

4.収穫 ー 1つ1つ手摘み

 採れ頃になったきくらげを、1つ1つ破れないように、根元から優しく摘み取ります。

 

5.石突き切り ー 丁寧にハサミでカット

 きのこの栄養の素である、おがくずや木くずが石突にくっついているので、はさみでカットし取り除きます。

 また、形や大きさ、色の選別作業をします。

 

6.水洗 ー 表面のよごれを取る

 ハウス栽培なので、屋外栽培よりもよごれの付着が少なく、虫が少ない環境で育てています。

 2度洗いして、表面に付着したよごれを取り除いています。

 

 

7.乾燥 ー 約9割が水分

 収穫したばかりの生のきくらげは、水分をたくさん含んでいます。

 屋内の機械乾燥機で、保存のしやすい乾燥きくらげを作ります。

 

 

唐津市浜玉町浜崎に立地する、自社ハウスで、栽培・品質管理された高品質のきくらげ商品をお届けいたします。

当社のきくらげをぜひお手に取ってみてください!

 

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