私たちが栽培しているのは「キクラゲ科キクラゲ属」の『アラゲキクラゲ』という種類のきのこです。
裏面に産毛のような毛が生えているので、「粗い毛」のある「キクラゲ」という名前で呼ばれています。
形が耳によく似ており、木に生える耳のようなきのこなので、漢字では「木耳」と書きます。
国内で流通しているキクラゲの9割程度は輸入品で、乾燥した状態で輸入されています。
近年、国産のきくらげ栽培が徐々に増えているため、以前よりスーパーの生鮮食品売り場や直売所などで、
『生』のきくらげを見かける機会が増えています。
ただ、まだまだ国産品は全体の1割程度ですので、稀少なきのこであると言えます。
『生/生鮮』のきくらげを味わえるのは、国産品が増えてきているからこそなので、
見かけられた際は、乾燥品に加えて、『生』のきくらげも是非お試しください。